⑦劇「みにくいあひるの子」すずらん組(保育園)
4月からは小学校に入学する子どもたちに、見た目などではなく、誰とでも仲良くできるようになり、いろいろな友だちを作って、小学校という新しい世界で思いっきり羽ばたいてほしいという思いを込めて「みにくいあひるの子」を選びました。みにくいあひるの子が自分も白鳥なんだと気付きみんなで踊る場面は、みんなのお気に入りで、特に女の子には憧れのようです。
ナレーターの第一声が大きな張りのある声で、クラスの士気も高まります。
かわいいあひるの雛が生まれましたが、その中に一羽他の子と違って〝みにくいあひるの子”がいました・・・
「どのように動いたら、あひるみたいに見えるかな⁈」「かもは・・・⁈」「白鳥は・・・⁈」みんなで考えました。
狩人が鉄砲を構えるポーズも決まっていましたね!
雪の精がしっとり優雅に踊るシーン。
自分が白鳥だと気付く見せ場のシーン。のびやかに舞い、白鳥の羽ばたく様子を表現します。
あひるさんも〝みにくいあひるの子”の本当の魅力に気付いてよかったですね。
心情描写が難しい題材に、17名が力を合わせて取り組み、日に日に自信をつけてきました。
⑧遊戯「しらゆきひめ」
お姫様になりきったり、歌ったりすることが大好きなカンナ組さん。「白雪姫」のお話をすると興味津々で「劇遊びをしてみたい!」という子が多かったので選びました。白雪姫だけでなく王子様や狩人と男の子が活躍できる役もあり、なんといっても小さくてかわいい小人さんたちはカンナ組さんにピッタリの役だと思います。フィナーレも一人一人が元気いっぱい踊っていますので是非注目してください。
♬ハイホーハイホー♬の軽快なリズムはお部屋でも思わず口ずさんでいる子どもたち。
♬鏡よ鏡~教えておくれ~♪あまりにも有名なこのフレーズ!さて、鏡の答えは・・・
鉄砲を担いで勇ましく登場した狩人。でも白雪姫に銃口を向けるなんてかわいそうでできません。
森の動物たちが白雪姫を元気づけてくれます。自分たちで作ったお面も素敵でしょう⁈
魔女に姿を変えたお妃が毒リンゴを持って忍び寄ります。さて、白雪姫は・・・
毒リンゴを食べて倒れてしまった白雪姫を心配そうに取り囲む小人たち。神様にお祈りする姿も可愛かったですね。
王子様のプロポーズシーンも見せ場です!セリフも決まっていましたね!
白雪姫と王子さまは幸せに暮らしましたとさ。めでたしめでたし!
⑨劇「森のゆうびんや」ゆり組(幼稚園年長)
11名と人数の少ないゆり組ですが、みんな仲良く心の優しい子どもたちにピッタリだと思い『森のゆうびんや』を選びました。人数が少ないので何度も着替えを行い、何役にも挑戦しています。チロルがいいアイデアを思いつき、動物たちに耳打ちするシーンがお気に入りです。動物たちが息を合わせてセリフを言ったり、チロルから順番に耳打ちしたりしているシーンは、チームワークも感じられとても可愛いです。年長ということもあり場面に応じた表情をしっかり考えていきました。
さすが年長組さん。ナレーションも堂々とした張りのある声で、よく伝わりましたよ。
さあ、風邪をひいてしまったお父さんの代わりにチロルが郵便配達にでかけます。
動物たちと一緒にはがきにスタンプを押していたチロル。しかしそこには森の嫌われ者ガブリへの手紙が・・・
森のたぬきさん登場!ポンポコお腹がコケティッシュでしょ⁈
テントウムシの踊りも魅力的!
なんと、ガブリへの手紙は、自分宛てに書いたものだったのです。本当は、森の動物たちと仲良く遊びたかったのです。しんみりした雰囲気を醸し出す大事なシーンです。
一人ずつガブリへの手紙を持つシーンでは、実際に自分たちで書いた手紙を使っています。裏は見せるシーンはないのですが、ガブリへのメッセージや絵をかいています。
自分たちでどのように表現したらいいか話し合いながら手を取り合って作り上げた、ゆり組の『森のゆうびんや』の劇。〝大成功!”でした。小学校でも友だちと仲良くがんばりましょうね。