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子どもたちのハーモニーが響き渡った『音楽発表会』
師走にしては暖かくお天気に恵まれた12月14日(土) 音楽発表会を行いました。
乳児期に思いのままに歌ったりわらべうたで遊んだりすることで“音楽の心地よさ”を味わった子どもたちが、発達段階に応じて楽器や演奏表現をバージョンアップしながら音楽に親しみ楽しんできたことを発表する場として設定しています。
発表会当日やリハーサル・山崎先生のご指導シーンとともに紹介させていただきます。
れんげ組(保育園5年保育)
れんげ組さんにとっては、初ステージの音楽会。ステージに上がってもだれ一人泣くことなく、笑顔で楽しんでいました。
コスモス組(保育園 4年保育)
4年保育から、タンブリン・鈴・カスタネットの3つの楽器に挑戦します。
♪〇〇ちゃん♪「は~い(手拍子3回に合わせて)」の返事がとても上手で驚きました。
アイリス組(幼稚園 年少・年々少) カンナ組(保育園 年少)
初めてたくさんの楽器に触れ、みんなで合奏することに挑戦しました。
わらべうた♪いもむし ごろごろ♪の歌に合わせて、いもむしさんに変身して登場‼
あじさい組(幼稚園 年中)
年中組に進級して初めて経験する『音楽教室』初めて触れた「ピアニカ(鍵盤ハーモニカ)」
自分のピアニカホース(唄口)で自分のピアニカを演奏する“特別感”のある大好きな楽器です。
さつき組(保育園 年中)
あじさい・さつき組(年中)
ゆり組(幼稚園 年長)
「大きなお芋、とれたよ~!」
心配された雨も早朝にはあがり、幾分畑の土も柔らかくなった11月11日(月)、子どもたちが心待ちにしていた『芋掘り』を行いました。初めて芋掘りを体験するれんげ組(保育園5・6年保育)さんから、芋掘り歴3~5年目の年長組さんまで、三人三様のリアクションや会話を目にし耳にすることができました。
さて、自分で選んで自宅に持って帰った愛しのさつまいもさんたち。どんなお料理に変身したのでしょうか・・・⁈
れんげ組(保育園5・6年保育)
初めてのお芋掘り。長靴を履いてルンルンのれんげ組さんでした。
お芋を掘り始めると、慣れない土の感触に戸惑う子、大きなお芋を掘って大喜びする子・・・
自分だけの“オンリーワン さつまいもちゃん”を愛おし気に抱っこしてご満悦のお顔も・・・
コスモス組(保育園4年保育)
「(つるを指さしながら)ここに おいもがありそうだよ~」
「先生と一緒に掘ってみようか⁈」
「固いから無理~!」
「じゃあ、先生がスコップで土をふわふわにするね。おいもさんが出てきたら引っ張ってね。」
うんとこしょ!どっこいしょ!
「やった~!じょうずにとれたよ~!」
また一つ、感動体験し、達成感を味わった子どもたちでした。
カンナ組(年少組)
土の奥まで埋まった大きいお芋‼
一人で掘るには難しそう・・・
「一緒にやろう!」
みんなで力を合わせて掘ることができました!
アイリス組(幼稚園年少・年々少組)
「大きなお芋を見つけたよ~」
「手伝おうかあ⁈」
力を合わせて~「よいしょ~‼」
「やったあ~!」お芋が掘れて大喜びのアイリス組さんでした。
さつき組(保育園年中組)
「とれな~い!」
「〇〇君、こっちおいで‼」「いっしょに ほろう!」
一緒に協力している姿が印象的でした。
あじさい組(幼稚園 年中組)
「これ、ロケットの形みたい‼」と目を輝かせる子どもたち。
「写真撮って~」お芋を掘り出すたびに、満面の笑みを見せてくれました。
友だちと協力し合って掘る姿も見られました。
すずらん組(保育園 年長)
保育園での最後の芋掘りということで、前日からとても楽しみにしていたすずらん組さん。
「大きいおいも掘って、ママにスイートポテト作ってもらうの。」
「お汁に入れてもらって食べよう。」
「天ぷらにしてもらおうっと!」・・・口々に話しながら畑に向かいました。
お友だちがなかなか掘れずに困っていると「やっちゃげる!」と横から助けてあげているすずらん組さんの姿が‼
「やったぁ~‼」喜びを友だちと共有しあう子どもたちでした。
ゆり組(幼稚園 年長)
「あった~‼」大きなお芋を見つけると大喜び。大きな声を出して教えてくれました。
お芋を傷つけないように、周りを一生懸命掘り進め・・・
「こんなに小さいのもあったよ~」「これ、ぼくが掘ったお芋だよ~」
たくさんのお芋を見て、大喜びのゆり組さんでした。
「食卓でつながる絆、育つ心」【講演会】
九州大学 准教授 比良松道一先生をお迎えして「食卓でつながる絆、育つ心」というテーマでご講演いただきました。
(講演を聞いて)「今日で終わる人」「今日から始める人」あなたはどちらですか?という問いかけで始まった講演。
映像あり、音楽あり、ドキュメンタリーあり・・・我々の命を支える“食”についてのエッセンスを感動と共に届けていただきました。
保護者の方(特にお父様方)全員にお聞きいただきたい内容でしたので、ほんの一部ですが紹介いたします。
『子どもたちは大人のつくった環境で育つ』『してほしいことは して見せる』
乳幼児の保育・教育のキーワード“環境づくり”“モデルを示す”が食育でも重要なのですね。
「どんな環境を子どもたちに残したいですか?」
芸術活動は、人間に元気を与えてくれる。(比良松先生は、病気の方や遺族を励ます「命の歌コンサート」に、小学生のころから親しんだトランペットで参加されているようです。)
脂肪や糖の摂取量が多い「洋食」スタイルの食事は乳がんの発症率を高めます。
はなちゃんのお母さんは乳がん発症後、“玄米と味噌汁”中心の食事に改善するとともに、4歳のはなちゃんと一緒に料理し味噌汁の作り方(かつお節を削るところから)を伝授します。
“子どもは失敗を繰り返しながら成長する。”“子どもは失敗する権利がある。”
『自分の体は、食べたものでできている(お母さんから受け継いだ言葉)』≪はなちゃんのコラムより≫
『食の内容』だけではなく『食べ方』も大切。皿が出てこない食卓や皮むきが“めんどくさい”と敬遠される果物。
【手間は無駄ではない。それは、文化。すなわち人間らしく生きる証です。】
世界無形文化遺産に登録された『和食』も受け取る人がいなければ始まらない。
伝承力を育むためには“手伝う=手わたし+伝える” 『して(料理を作って)見せる』・・・真似て覚える、スポーツと同じ。
『今日から始める人になってほしい・・・』
“過去は変えられないが、未来は変わる!”