11月に入ると〝ホールから様々なメロディーが流れてくる″というのが牟礼園ならではの風物詩となって早20年近くたちました。今年度も子どもたちと共につくりあげた♬ハーモニー♬が牟礼園に響き渡りました。
12月4日(土)・5日(日)の『音楽発表会』では保護者の方々とご一緒に、子どもたちの成長の姿や心に響くハーモニーを共有することができましたことを心より幸せに感じております。
12月4日(土)「牟礼保育園 音楽発表会」
1⃣もも組(4年保育)
♬げんこつ山の たぬきさん~♬毎日歌って親しんでいるわらべうたです。
歌「やきいもグーチーパー」も元気に歌えましたね。
大好きなおばけの歌の合奏がお気に入りで「おばけなんてないさ しよう!」と誘うと「やったー!」と元気に集まっていました。
2⃣つくし組(4年保育)
「はあい!」のお返事も一人一人元気にできましたね。
♪どんぐりころちゃん あたまはとんがって…♫
「りんご」など簡単な単語に置き換えてリズム打ちから挑戦した合奏『いぬのおまわりさん』
3⃣さくら組(年少)
2グループに分かれて追いかけっこするときに使われる、わらべうた「ねことねずみ」猫や鼠になり切った表情も見ものですね。
「宇宙船って知ってるよ!」「びゅ~んって早いんだよね」口ずさむだけで元気が出る子どもたちの大好きない一曲『うちゅうせんのうた』
初めてたくさんの楽器に挑戦して合奏した『狼なんか こわくない』
山﨑先生の受指導より
「♬じゅんび オッケー…♫の所は元気よくね!」「叫ばないで優しく歌おう」
「大太鼓は左手で押さえずに優しくたたくといいよ」「打楽器が揃ってきたよ」
4⃣すみれ組(年中)
『おてらのおしょうさん』は、最後のじゃんけんがとても盛り上がります。
いろいろな魔法のイメージを膨らませながら歌った『ドレミのまほう』
年中組から始まった【音楽教室】初めて挑戦するピアニカも優しく息を吹き『すてきなくつやさん』が弾けるようになりました。
遊んでいる時も歌を口ずさんだり、オリジナルの振り付けを踊ったりして楽しんでいます。
合奏『おどるポンポコリン』は子どもたちもノリノリで楽器を演奏しています。
山﨑先生の受指導より
「♬ドレミのま・ほ・うの〝まほう″は切って」「一本調子にならないように、だんだん大きく。まほう~は伸ばして!」
「柔らかく、優しく重くならないように吹いて!」
「一番いい音がするところを探してごらん」「もっと力強くたたいてみよう」
「始めの音、一点集中!」始まりの準備の徹底につながります。
5⃣まつ組(年長)
防府になじみのある天神様が登場する『とおりゃんせ』ソロの歌声も美しく響きました。
ホールがキラキラのまつ組色に染まるほどきれいな歌声で『きみイロ』
難しい指遣いは友だち同士で教え合ったピアニカ奏『さんぽ』
みんなで作り上げた曲を心を一つにして演奏した、合奏『アイーダ大行進曲』キーボード(エレクトーン)のお友だちがみんなをリードしてくれました。
23人の心が一つになって美しいハーモニーがホール中に響きました。
サッカーワールドカップでもおなじみの行進曲が、小学校への歩みを後押ししてくれるような勇ましい曲です。
「上手じゃ~‼」
「三連符をはっきりと。」「曲が変わるたびに気持ちを変えよう。」
「途中、速くならないように。」「特に最後の音、丁寧で上手です!」
「リズムであそぶ活動は、集団で同時に音に集中する最高の機会です。それぞれが耳を澄まして『聴き』、みんなが音に集中する中で、リズムの一致を体験することが、協調性と感動を生むのです。」(音楽家 市原よしみ先生)