夏の園内造形研修会【4園合同】

こどものアトリエ「いろのは」主催・元小学校長の小野素子先生をお招きして、7月25日『夏の造形研修会』を行いました。
年少以上の子どもたちの1学期の絵画を持ち寄り、クラスごとに対話形式で指導法を助言していただいたり、表現技法を実技演習したりと有意義な研修会となりました。

子どもたちが選んだ色で描けているので自然体。筆圧も個人差が出ていていいですね。

子どもがどれだけあじさいと愛着があるか、うんくいったと思える子どもの心が大切。

年長組さんになると概念ができすぎるので、構図が同じになるといったことに対して『概念崩し』が必要。 人物の表情がみんな豊かですね。

今年度は、先生たちのリクエストで平成3年度同様『様々な技法』の実技演習を指導していただきました。

表現する楽しさをグループで共有しながら、和気あいあいと13の技法に挑戦しました。

「その子らしさが感じられる、心和む作品に出合えることを楽しみにしています。」と言っていただき、年に2回講師を引き受けていただいています。


今年度で5年目となる小野先生を迎えての園内造形研修会。
『主題…○○と関わっている自分。その時どう感じたか…が大切』『絵を描く前にしっかり子どもと対話して感情やイメージを高める』『台紙の寒色系は適さない』…など大切なポイントを再確認しました。
次回、『秋の園内造形研修会』では、2学期の絵画作品を持ち寄り、子どもたちの表現に込めた思いを共有し合い、支援方法を学び合う予定です。

吉本和子先生による園内研修会

尼崎市・宝塚市の元保育園長であり全国各地の園で保育指導や講演活動をされている吉本和子先生が、7月16・17日当園(牟礼園・東牟礼園4園)のためにお越しくださいました。

全てのクラスを見学していただき具体的にご指導していただきました。職員一同、今後の保育に生かすべく、意気込み新たに取り組むエールをいただきました。

さくらんぼ組では牛乳パックで作るロの字型サークルの活用についてアドバイスをいただきました。自分だけの空間で「並べる」遊びが充実できるように制作中です!

こうめ組では、リグノの穴に円柱の棒を差し込むことで、倒れずに積み上げることを実演していただきました。

うめ組では、容器に入れたり出したり、きれいに並べる遊びが充実するように環境を整えます。

つくし組では、回転ずし?屋さんが大繁盛!

シートを広げてピクニック♫見立て遊びがお弁当作りに広がっていきます。

もも組さんでは、机に座って構成遊びに集中!並べる遊びがままごと遊びに発展していきます。

ままごとコーナーではごちそうができあがり!

積み木でさくら組さんの町作り。シンボルマークがモチベーションをあげますね!

ままごとコーナーではお寿司屋さんが仕込み中?

いらっしゃいませ~

すみれ組さんは積み木コーナーが動物園に!

「もっと積み木コーナーを広くするといいですね。」アドバイスをいただきました。

ままごとコーナーは動物病院に変身。薬が棚に並んでいます。

まつ組さんの積み木コーナーは、親子遠足で行った海響館。ペンギン村のペンギンたちがお出迎え。

赤ちゃん人形を抱く姿が様になっていますね!この店にはどんな役が必要かを言葉がけすることで職業に対する環境認識が高まります。

ドールハウスは年長組さんの特権です。


夕方の研修会では、わらべうたや保育環境の動画や画像を通して、保育のポイントを伝授していただきました。「乳児の段階から、一緒に遊びながら【おもちゃをどう出してどう遊ぶか】伝えておくこと」や「幼児の役割遊びの水準を上げるには、どの職業の人がどんな道具を使ってどんな仕事をしているのかといった知識を高めるといい。」といったことを学びました。

とりわけ心に残った言葉は『子どもが園に来て学んでほしいことは、生きるための手段・コミュニケーションの基礎です。運動発達を飛び越えない(先取りしない)ように。』です。
また、結果的に社会性が身に着く役割遊びは〝自分がされたことを再現″することから始まるといわれています。保育者として〝丁寧な育児″の必要性も再確認できた研修でした。

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