こどものアトリエ「いろのは」主催・元小学校長の小野素子先生をお招きして、7月25日『夏の造形研修会』を行いました。
年少以上の子どもたちの1学期の絵画を持ち寄り、クラスごとに対話形式で指導法を助言していただいたり、表現技法を実技演習したりと有意義な研修会となりました。
子どもたちが選んだ色で描けているので自然体。筆圧も個人差が出ていていいですね。
子どもがどれだけあじさいと愛着があるか、うんくいったと思える子どもの心が大切。
年長組さんになると概念ができすぎるので、構図が同じになるといったことに対して『概念崩し』が必要。
人物の表情がみんな豊かですね。
今年度は、先生たちのリクエストで平成3年度同様『様々な技法』の実技演習を指導していただきました。
表現する楽しさをグループで共有しながら、和気あいあいと13の技法に挑戦しました。
「その子らしさが感じられる、心和む作品に出合えることを楽しみにしています。」と言っていただき、年に2回講師を引き受けていただいています。
今年度で5年目となる小野先生を迎えての園内造形研修会。
『主題…○○と関わっている自分。その時どう感じたか…が大切』『絵を描く前にしっかり子どもと対話して感情やイメージを高める』『台紙の寒色系は適さない』…など大切なポイントを再確認しました。
次回、『秋の園内造形研修会』では、2学期の絵画作品を持ち寄り、子どもたちの表現に込めた思いを共有し合い、支援方法を学び合う予定です。