牟礼幼稚園の職員は、ほぼ毎日夕方に皆で集まり、連絡会を行っています。子どもたちの様子など、全員が共通理解するために記録にも残し、皆で話をする時間を設けているのです。その時間に、クラスの取り組みとして「菌ちゃん」のことを伝えていたところ、他の職員も興味を示し、実際にやってみたいという声が出ました。そこで、一度経験したもみじ組の子どもが先生役となり、他のクラスへ土作りを伝えにいくことになりました。子どもたちに話をすると…
「私、先生をやりたい‼」と、手を挙げ
自分たちで説明する順番、内容を話し合いました
「私は①を読むから、○○ちゃんは②を読んでね」
「緊張しそうなんやけど…」「大丈夫だよ」と、会話が聞こえてきます
年少さんに野菜を小さくする方法をやさしく教えてあげます
きく組(年長)も、もみじ組さんに教えてもらい「野菜の生長点
み~つけた!」
「バリアも見つけたよ」(玉ねぎの皮)
「菌ちゃんが食べやすいように、小さくちぎっていくよ!」
「玉ねぎが目にしみる~」
「小さくな~れ!」「野菜踏むの、初めてだ~」
土に野菜を混ぜ込んで…菌ちゃんが食べてくれますように‼
こうして、もみじ組の子どもたちから他のクラス・他の学年へと伝わった「菌ちゃんの土作り」。これから野菜作りも始まり、SDGsも子どもたちのワクワクも、どんどん広がっていきます。