園の特徴

乳幼児期にしか培われない感覚教育

音楽は一生のともだち~どきどき、わくわくときめく心~

 本園は、幼児期にしか培われない感覚教育を重視した教育を行っています。
 その中の一つとしての『音楽あそび』は、情操を育むために欠かすことのできない教育です。

意欲・興味・関心をもてる、独自のカリキュラム


本物の音に触れる

和楽器や洋楽器、音響設備なども上質なよい音の出るものを使い、子どもの時から本物の音に触れる機会を用意しています。
また、音楽教室も行っています。


寄り添い、発達に合わせた指導

 音楽の基礎であり、一番大切であるリトミックを取り入れ、年中組からは、音楽教室の中で、鍵盤ハーモニカ・木琴を中心とした、様々な楽器の演奏の仕方を学んでいきます。一人一人に寄り添い、発達に合った指導をしています。
 音楽を聴いて感じることだけでなく、将来、子どもたちが自分で音楽を楽しむための読譜能力が育っていくようにソルフェージュ・聴音なども取り入れています。


音楽発表会

集団で取り組む音楽発表会

12月の音楽発表会では、わらべうた・歌・鍵盤ハーモニカ奏・器楽合奏を行います。
①発表する喜び②一人一人の音が重なり合い、一つの音楽が出来上がる喜びや感動③協力する心④自律する心を育てるために、集団で取り組む音楽を中心とした教育もしています。


わらべうた


子どもはあそびを通して音楽を学びはじめる」という観点の下、本来、子どものものであった『わらべうた』を子どもの手に取り戻してあげたいという願いから、毎日『わらべうた』に取り組んでいます。


 むかしむかしから歌い継がれてきた『わらべうた』は、私たちの祖先からの貴重な愛の贈り物と思っています。①ことば ②音楽 ③動きの3つの要素から成り立っている『わらべうた』。歌詞やリズムが分かりやすいということに加え、音域が狭く無理な音階もない、すなわち子どもの音域に適しているということで、子どもが一番自然に歌える歌です。


 大好きなお友だちや大人とふれあい、ことばやリズムのおもしろさを繰り返し味わうことで、幸福感や心地よさを広げていくことでしょう。
 ♪いっぽんば~し こ~ちょこちょ♪今日もお部屋から明るい歌声が響いています。


リトミック


リトミックとは、「よいリズム」という意味です。
スイスの作曲家・音楽教育家エミール・ジャック=ダルクローズ(1865-1950)によって考え出された音楽教育法です。


動きと音楽と言葉の三位一体をはかり、従来の「音楽技術、知識のための音楽教育」から脱し、「人間教育としての音楽教育」を行おうとするのが、リトミック教育の根本理念です。
 音を聞いて、それを感じ、理解し、自分なりの表現をすること、一人一人違う自由な表現でいいのです。即時的に反応し表現することで、想像力、集中力、記憶力など、からだにしみこんでいきます。


 「おもしろそうだなぁ」「やってみようかな?」から始めたいと思っています。子どもたちが思ったことを思ったように、からだ全体を使って、表現して欲しいと思っています。からだを使ってはじめて感じる心を育てることができるからです。0歳の赤ちゃんも、まわりの大人の豊かな表現から始まるのだと思います。私たちは、そのきっかけ作りをしていると考えます。
 「おもしろかったぁ。」「楽しい」「またやりたい!」と感じる事ができるよう、子どもたちの持っているあらゆる能力を引き出せるよう、援助しながらも、わくわく楽しいあそびを見つけていきたいと思っています。
 これから先、長い人生の始まり、いつまでもずっと音楽と友だちでいて欲しいと願っています。

和楽器


和太鼓(東牟礼園運動会)

「鼓童」によるワークショップ